「比較しない」が無理な人向け:超ネガティブの現実的サバイバル術

自己肯定感UP

「他人と比較しない」
「自分を否定しない」

ネガティブ思考への対処法として、
必ずと言っていいほど出てくるこの言葉たち。

でも正直に言います…。

それができたら
最初から苦労してないよね と…。

比較癖も自己否定も、
もはや呼吸レベルで染み付いてしまった人にとって、
「やめなさい」と言われても
「いや、無理でしょ…」としか思えない。

今回は、そんな
「根っからのネガティブ思考」の方に向けて、
もう少し現実的で実践可能な対処法を記事にしてみました!

前提:完全にポジティブになる必要はない

まず大前提として、
別に聖人君子になる必要はありません。

ネガティブ思考には実はメリットもあります!

・リスクを事前に察知できる
・慎重な判断ができる
・準備を怠らない傾向がある
・現実の良い面ばかりでなく、悪い面も冷静に考えられる

問題は、
ネガティブ思考が暴走して
生活がしんどくなることです。

完全に排除するのではなく、
上手く付き合うことを目指します。

超ネガティブ向け現実的な対処法

1. 比較する相手を「過去の自分」に変更

他人との比較をやめるのは難しいです。
ならば比較する対象を過去の自分に変えてしまいます。

具体的な方法
・1年前、半年前、1ヶ月前の自分と今の自分を比較する
・小さな成長でも記録しておく(できたことリスト)
・「あの頃の自分よりは成長してる」を口癖にする

例:「あの人はもうあんなに進んでる…」→「でも去年の私より確実に進んでる!」

2. ネガティブ思考に「時間制限」を設ける

ネガティブになるなと言われても、
難しいですよね。

なら時間を決めて、
思いっきりネガティブになる!
そんな時間を作ってみます。

ネガティブタイム設定法
・毎日15分だけ「心配・不安・愚痴タイム」を設ける
・その時間は思いっきり落ち込んでOK
・時間が来たら「はい、ネガティブ終了!」とやわらかく区切る
・それ以外の時間にネガティブが湧いたら「ネガティブタイムに考えよう」と先送り

3. 自己否定を「事実で分析」する

「私ってダメだな…」
「俺って使えない…」

みたいな自己否定感情が湧いたら、
冷静に分析してみます。

変換例
・「仕事できない私って本当ダメだ…」→「今回の作業での課題は3つ」
・「外見がコンプレックス」→「外見で気になる点が2つ。改善方法は…?」
・「能力がない」→「この分野のスキルレベルは現在○○。目標レベルまで△△が必要」

ゲーム感覚でスキルレベルや対策法を考えてみる。

感情ではなく事実のみを扱うと、
対策も立てやすくなります。

4. 「最悪シナリオ」を具体的に想定する

不安になったら、とことん最悪のケースを考え抜く。
意外と「それでも何とかなる」ことがわかったりします。

最悪シナリオ分析法
1. 心配事を具体的に書き出す
2. 最悪の場合何が起きるか詳しく想像する
3. その場合の対処法を考える
4. 「最悪でもここまで」という安心感を得る

5. ネガティブな感情に「名前」をつける

自分の中のネガティブ思考を、
友達のように扱う方法です。

・比較魔:「あ、また比較魔が出てきたな」
・心配性:「心配性さん、今日も元気だね~」
・自己否定マン:「自己否定マンの登場だ」

ネガティブを客観視することで、
感情に飲み込まれにくくなります。

6. 「とりあえず今日一日」戦略

長期的な目標や改善を考えると絶望するので、
とりあえず今日だけ乗り切ることを考える。

・「人生全体で考えると絶望的だけど、今日だけなら何とかなる」
・「明日のことは明日の自分に任せよう」
・小さな「今日の目標」をクリアしたらOK

完璧を目指さず、少しずつマシになろう

ネガティブ思考は一朝一夕では変わりません。
でも、少しずつコントロールできるようになれば、
人生はかなり楽になります。

大切なのは
・完全にポジティブにならなくていい
・自分のペースで、できることから始める
・立ち止まっても、また歩き出せばOK

「比較しない」「否定しない」がすぐできなくても当たり前。
自分なりのやり方を模索していきましょう。

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