わたしが読書を始めたきっかけ

読書記事

「読書=無理! だった学生時代」

学生時代の通知表 音楽以外 オール2

運動も勉強も嫌いだったけど、
私は読書と文章を書くのが本当に嫌だった。
(読書感想文なんて最っ悪…!!)

集中して読めないし、
文章も上手くまとめられない。

当時の文章力は相当にひどいものでした…。

題名「山に行った」の作文で、
本文は「川に行った」内容しか書いてないとか。
(嘘かと思うけど実話です。 苦笑)

読書や勉強は “頭の良い人のもの”
私には一生、縁のないものだと勝手に思い込み、
平凡以下な学生時代を過ごしました。

「読書習慣ゼロで就職した私の話」

できなさ過ぎた読書と勉強に
早々に見切りをつけ就職した私。
(一番見切っちゃいけないとこ…)

あ、もちろん高卒です。

就職して3年、未だ挨拶・笑顔・礼儀だけで
日々を乗り切っていた私ですが、

ふとした時に
“会話や仕事についていけない”
と感じるようになりました。

能無しの自分に、
先輩たちは失望してるだろうな…
後輩からは見下されているんだろうな…
と勝手に自己否定しだす始末。

日本の歴史や天気、
政治に世界情勢の話、
自分の人生に関わるお金や仕事、
将来やマネジメントのこと。

「あぁ、自分って何一つ知らないんだなぁ…。」

……恥ずかしい。

無力

こわい

情けない

薄っぺらい

辛い

くるしい

焦る

いやだ

……………………………… 。

自分の現状を知り、
あまりの無力さに涙が出ました。

「無力なわたしに一筋の光が差した話」

自分の無力さを知ってからというもの、
夜になると特に不安になり、
眠れない日々を過ごしました。

何も知らないことが怖い。
かといって誰かに聞くこともできない。

行動に移すこともない。
知らないことを知る手段を知らない。

それが当時の状況でした。

憂鬱な毎日。

当時吉祥寺で働いていた私は
仕事帰りにふと、
サンロード商店街にある本屋に立ち寄り、
そこで一冊の本を手に取ります。

『河童が覗いたヨーロッパ』 妹尾河童

普段読書なんてしないのに、
気づけばその旅行記を購入していました。

たぶん旅行の本を見て、
現実逃避でもしたかったのでしょう。

ぱらぱらと開いた本の、 、 、
それはそれは素晴らしかったこと。

著者の旅行体験を書いたその本は、
題、目次、前書き、本文、挿絵、
300ページ弱あるそのすべてが
“手描き”で記されていたんです。

信じられますか?
信じられませんよね?

私は信じられませんでした。

さして読書経験の無い私に
本の善し悪しなどまるで分かりゃしませんが、

それまでの人生において
経験したことのない
衝撃だったことは確かです。

また手描きの凄さだけにとどまらず、
本の内容が

べ ら ぼ う に 面 白 い。

私の文章力では伝えきれないほど
魅力的なその本は、

街の様子、泊まったホテルの様子、
関わった人のこと、聞いたこと、
話したこと、感じたこと、
匂い、質感、温度、味。

そのすべてが伝わってきて、まるで
一緒に旅をしてるんじゃないか?
と錯覚するような本でした。

言い過ぎだろと思うかもしれませんが、本当ですよ。
私の心臓は感動の雷に打たれ、
よもや放心状態でした…。

ふと我に返り、この
“手の大きさ程の小さな本(630円税別)”の中に、

どれだけの時間を、労力を、
人生を費やして書いたのだろうか。

そう思ったとき、
どうにも表せない感情で胸がいっぱいになって、
帰りの電車に揺られながら、
夕日に照らされたその本を濡らしてしまったことを、
今になって思い出しました。

これが、無力な私に一筋の光を差してくれた、
本との初めての出会いです。

「わたしが開眼した話」

「開眼(かいげん)」とは

真理を悟ること。
真髄を悟り、極致を窮めること。
コツを会得すること。
「weblio辞書国語」より引用


タイトルに開眼って
たいそうな言葉を使いましたが、

私がその境地にたどり着いたわけでなく、
ただちょっとかっこいいから
使っただけなのであしからず。

一冊の旅行記から得た学びによって、
私の世界は変わっていきます。

▶️旅行記から学んだこと

・世界の広さ
・多様性
・行動力
・努力の重要性
・好奇心の大切さ
・丁寧な仕事
・無知の恐怖
・人との関わり方
・自分との向き合い方

それから
「学び、知ることの楽しさ」

これを知ったことが、
今後の私にとって
非常に重要なことでした。

「知らないことがあるなら学べばいいんだ。」

いやいや、当たり前のことだよね?
と思うかもしれません。

ですが、昔から学ぶことを諦めていた私は
そんな「あたりまえ」のことができず、

ずっと一人で、

どうしてできないんだろう。
思うようにいかないんだろう。

と悩んでいたのです。

それからというもの、
本は私の人生の先生であり、
家族のようになりました。

・仕事のこと
・将来のこと
・人間関係のこと
・お金のこと
・自分の心のケアのこと

辛くなると先生を探しに本屋に行きました。

そりゃ一筋縄では解決しないことも
たくさんあったけど、
一緒に悩み、考え、乗り越えてきました。

あの時あの本に出会ってなかったら…と思うと、
私は自分の未来に希望を持てなかったと思います。

昔の私ほど、何も考えずに生きてきた人は少ないと思います。

でも、同じように悩む方の助けに1ミリでもなればいいなと思いながら、
自分的に墓場まで持っていきたかった、恥ずかしい話を書いています。(笑)

人生で会える人の数には限りがあり、
知りたいこと全てを直接会って教えてもらうことは難しいと思います。

そこで、あなたの人生の選択肢を広げる“手段の一つ”として、
私は「読書」を心からおすすめします。

あとがき

長々とお読みいただきありがとうございました。

「失敗や挫折から立ち直る心づくり」を目標に

・同じような経験がある
・自分に自信が持てない
・失敗を恐れ、挑戦を避けてしまう
・メンタルが安定せずしんどい

そんな方が自分の心を守れるよう、

私の経験を踏まえ、
「自己肯定感を高めるヒント」や
「しんどい日々を生き抜く工夫」を発信中です✨

私も変われるかな?と思った方は
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「こんなやつも生きているのか」
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