【忘れていた“素直さ”をとり戻す】『星の王子さま』からの3つのヒント

読書記事

「あなたは普段、自分に素直でいますか?」

子どもの頃は「ケーキ屋さんになる!」
と夢を語ったり、
夕暮れまで好きなことに夢中になったり。

あの頃は自分の心に素直に生きていたのに、
大人になるにつれて夢はどこへやら…。
淡々と、こなすように毎日を送っている。
そんな感覚、ありませんか?

今回は名著『星の王子さま』から私が受け取った、
素直さを取り戻すための 3つのヒント をご紹介します。


① 大切な人に“素直な思い”を伝える

冒頭で著者は、この物語を親友に捧げています。
子どもたちへの謝罪や言い訳を交えながらも、
親友に対する深い信頼や愛情がストレートに表れていました。

私自身、数少ない友人や家族に対して
「言わなくても分かるだろう」と思ってしまうことがあります。

けれど、自分の本当に大切な人には
言葉や行動で伝える素直さ が必要なのだと気づかされました。

あなたは最近、誰かに思いを伝えましたか?


② 子どものように“ありのまま”を感じ取る

著者が子どもの頃に書いて見せた
「ゾウを飲み込むウワバミ(大きなヘビ)の絵」

「こわくない?」と自慢げに見せるも、
大人たちに「帽子がどうしてこわいものか」と
一蹴されてしまいます。

いつの間にか私たちは、自分の価値観で物事を決めつけるようになってはいないでしょうか。

本当はもっとシンプルに「ありのまま」を感じ取る心が大事なのかもしれません。

自分の価値観だけで決めつけてしまった経験、
ありますか?


③ “自分の好き”に素直でいる勇気

物語の中で王子さまはこう言います。

「たいせつなことはね、
目に見えないんだよ……」

『星の王子さま』サン=テグジュペリ(著) 内藤濯(訳)

私はこの言葉に「自分の好きや楽しいは、
自分だけが決められるんだ」
と教えてもらいました。

昔は歌うのが好きだったけど、
人と比べてやめてしまった。

絵を描くのも、上手な人を見てやめてしまった。

いつしか自分の好きに蓋をするのが
当たり前になっていました。

他人からすればなんの価値もないものでも、
自分の好き・楽しいが宿れば、
何より価値のある宝物
になる。

「自分の好き」に素直でいる方が、
きっと自分の願う幸せに近づけるはず。
そう勇気づけられました。

あなたの「好き・楽しい」はどんなことですか?


さいごに

『星の王子さま』は、
読むたびに違う気づきをくれる一冊です。

子どもの頃のように、
自分の心に素直に生きること。

それが、日々のありがたみやしあわせを深める
ヒントになるのかもしれません。

ぜひ、あなたなりの解釈や感想を
コメントに残していただけると嬉しいです✨

あなたの素直さを取り戻す一歩を、
今日から始めてみませんか?

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