「感情を無視したポジティブ思考」が逆効果な科学的根拠と正しい言葉の使い方

自己肯定感UP

「言葉」の力は大切なのか

「私はダメだ」といつも口にしている人と、
「私はできる」と言っている人。

同じくらいの能力があっても、
使う言葉によって人生が全く違う方向に進んでいくことがあります。

実はこれ、単なる気持ちの問題ではなくて、
脳科学や心理学の研究で証明されている、確かな事実なんです。

「潜在意識」って胡散臭くない?という疑問について

正直に言います。
「潜在意識を変えれば人生が変わる!」みたいな話、
怪しいですよね?

私も最初はそう思っていました。

でも実は、潜在意識という概念自体は、
心理学の父と呼ばれるジークムント・フロイトが提唱した、
れっきとした学術用語なんです。

現代では「無意識的認知プロセス」として、
脳科学で実際に研究されています。

要するに、
「意識していないけど、脳が勝手に処理していること」が
本当に存在するということ。

寝ている間に記憶が整理されたり、
自転車の乗り方を体が覚えていたりするのも、
この無意識の働きなんですね。

問題は、これを「願えば叶う魔法」のように扱ってしまうこと。

そうではなく、
無意識レベルの思考パターンを書き換えていく、
地道なトレーニングだと考えてください。

脳の不思議:言葉を「現実」だと思い込む性質

私たちの脳には面白い特徴があります。
それは、想像と現実の区別がうまくできないという性質。

レモンや梅干しを思い浮かべるだけで唾液が出てきますよね?

それと同じように、あなたが口にした言葉や考えたことを
脳は「実際に起きていること」として受け取ってしまうんです。

さらに興味深いのが、
感情を司る脳の古い部分は否定形を理解できないということ。

「失敗しないように」と考えると、
脳は「失敗」という言葉に反応して、
失敗のイメージを描いてしまいます。

逆に「うまくいく」と言えば、
成功のイメージが自然と頭の中に浮かんでくるんですね。

ただのポジティブ変換は危険です

ここで大切な注意点があります。

「ネガティブな感情を無理やりポジティブに変換すればいい」
という単純な話ではありません。

これ、実は逆効果になることがあります。

例えば、本当に辛くて悲しいときに
「でも私は幸せだ!」と無理やり言い聞かせると、
感情の抑圧が起きてしまいます。

心理学では、抑圧された感情はいずれ爆発したり、
心身の不調として現れることがわかっています。

正しいアプローチは「感情の受容→リフレーミング」

まず、ネガティブな感情を感じている自分を否定しないこと。

「今、私は悲しいんだな」
「今、不安を感じているんだな」と、そのまま認めてあげる。
これを心理学では感情の受容と言います。

その上で、視点を少しだけ変えてみる。
これがリフレーミングです。

・「失敗した」→まず「悔しい気持ち」を認める
→「この経験から何を学べるだろう?」

・「できない」→まず「不安な気持ち」を認める
→「今はまだできないだけ。どうすればできるようになる?」

感情を無視してポジティブな言葉だけ唱えるのではなく、
感情に寄り添いながら、建設的な言葉を選ぶ

これが本当の言葉の力なんです。

言霊:古くて新しい「言葉のエネルギー」

日本には昔から「言霊(ことだま)」という考え方がありますよね。

この世界のすべてのものは、実は細かく振動しています。

言葉も音として空気を振動させて、
その波は私たちの体の細胞にまで届いているんです。

ポジティブな言葉は高い周波数の波を持っていて、
体をリラックスさせてくれます。

反対にネガティブな言葉は低い周波数で、
ストレスホルモンを増やしてしまうことがわかっています。

人間の体は約60%が水分でできています。
あなたが自分にかける言葉は、
本当に体の細胞レベルで影響を与えているんですよね。

今日から始める:自己肯定感を育てる4つの習慣

1. 朝の鏡タイム(3分でOK)

朝起きたら、鏡に映った自分に笑顔で話しかけてみましょう。

  • 「今日も一日、自分らしく過ごそう」
  • 「私には私なりの良さがある」
  • 「私は大切な存在だ」

最初は照れくさいかもしれません。
でも大丈夫、誰も見ていませんから(笑)

2. 感情に寄り添うリフレーミング

マイナスな感情が湧いたら、まずそれを認めてあげてください。

  • 「できない」→「不安だね。でも、今はまだできないだけだよ」
  • 「失敗した」→「悔しいね。でも、大切なことを学んだ」
  • 「疲れた」→「疲れるくらい頑張ったんだね。よくやった」

自分の感情に優しく声をかけるイメージです。

3. 寝る前の感謝タイム(3分でOK)

一日の終わりに、3つだけ「今日良かったこと」を声に出してみましょう。

小さなことで大丈夫です。
「コーヒーが美味しかった」「空が綺麗だった」「一つ課題が終わった」

感謝の言葉を口にすると、
脳から幸せホルモン(セロトニン)が出てくることがわかっています。

4. 「私は〜である」という言い方(使い方に注意)

これは、すでに達成していることや、
信じられる範囲のことに使います。

× 「私は億万長者だ」(現実とかけ離れすぎて、脳が拒否反応を起こす)
○ 「私は毎日成長している」(実感できる範囲で真実)
○ 「私には解決する力がある」(過去の経験から信じられる)

現実を無視した言葉は、かえって自己否定を生みます。
小さくても真実味のある肯定から始めることが大切です。

まずは21日間、試してみませんか?

習慣が身につくまでには、
少なくとも21日かかると言われています。

まずは21日間、毎日たった5分でいいので、
自分の感情に寄り添いながら、建設的な言葉をかけてあげてください。

脳には「神経可塑性」という素晴らしい能力があって、
何歳になっても、どんな経験をしてきても、
今この瞬間から変わることができるんです。

最後に:小さな真実の積み重ねが、あなたを変える

魔法のような劇的な変化を期待しないでください。
それは現実的ではありません。

でも、毎日少しずつ、自分に優しい言葉をかけ続けることで、
確実に何かが変わっていきます。

「言葉があなたという人を創っていく」

これは、スピリチュアルな話ではなく、
脳科学と心理学が示す事実です。

今日から、あなたは自分自身にどんな言葉をかけてあげますか?

無理にポジティブになる必要はありません。
ただ、自分の感情に嘘をつかず、
それでも少しだけ建設的な視点を持つ。

それだけで十分なんです。

大丈夫。あなたにはできると信じてます。
なぜなら、この文章をここまで読んでくれたあなたは、
すでに「より良い自分になりたい」という素敵な気持ちを持っているから。

その一歩が、何より大切なスタートなんですよ☺️🍀

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